工事の着手前には、必ず全棟地盤調査を行っています。家は、建物がいくら丈夫でも、地盤が軟弱では、強い家とは言えません。十勝には杭工事が必要な地盤もたくさんある事をご存知ですか?
敷地は、同じ条件のところはひとつとしてありません。お客様の敷地に合わせた、アプローチや外構計画なども事前に考え、建物の高さや位置を決めます。
土地の神様に住宅建設のお知らせ、工事の安全の祈願をします。これから住まわれる土地をお清めして、家族が安心して生活できるよう地鎮祭を行います。
さあ、基礎工事の始まりです。重機を持ってきて土を掘ります。その地域の冬季の凍結深度に合わせ、掘削していきます。
基礎は家の一番重要な部分。建物をしっかり支える頑丈な基礎を作っていきます。コンクリートの強度や鉄筋のかぶり厚など、素人の方には分からない部分が多い基礎工事ですが、責任を持って強い基礎を作ります。
基礎が完了すると、外部足場を組み大工さんの登場です。土台を敷き、柱を立て、梁を組み家の形が現れてきました。やはり木造在来工法はここが見どころです。ここまでは4〜5日で建物の形が現れます。
タグホームの住宅は、筋交いや構造用合板で外壁面は全て固められます。壁面の剛性が強くなった分、柱部分の浮き上がる力が発生します。そこで基礎からの柱の浮き上がりを抑えるため、基礎と柱を金物で緊結します。
先程の金物と同じように、耐震性を高めるため、あらゆる所に金物を取り付けます。筋交い金物、コーナー部分の火打ち金物等を取り付けていきます。オレンジ色に見える部分は、防腐材を塗っています。
待ちに待った上棟式です。最近はほとんど見かけなくなりましたが、昔はこの時に近所の方を呼び、餅まきなどをしたものです。
上棟式が終わると、外部を囲っていきます。構造用合板で囲い、タイベックシートを貼っていきます。タイベックシートは、内部の湿気は外に出し、外部の湿気は一切通さない優れものです。そのあとに通気層を確保していきます。