外壁の仕上げ工事です。ここの住宅はサイディングで仕上げています。1枚1枚張り上げていきます。全て貼り終わると、継手部分に防水コーキングを施工して完了です。この後、外部の足場を解体します。
新在来工法の場合、床に高性能グラスウール150o、壁に100oを丁寧に入れていきます。最上階の天井には、ブローイング250oを吹き込み、1階と2階の間にも防音のための150oの断熱材を施工します。
床、壁、天井を0.2oの気密シートですっぽりと隙間が出来ないように建物を包んでいきます。気密性能を測定すると平均で0.5〜0.6p2/u程の性能です。これは1m角の所に5o〜6o程度の穴が空いているという数値です。住宅金融公庫の次世代省エネ基準では2.0p2/uです。タグホームの住宅は高気密です。
全体に気密シートを施工しているところ。全ての気密工事が完了してから、石膏ボードを貼りだします。設備の配管や、電気の配線箇所も隙間が出来ないよう厳しくチェック。少しでも暖房費などのランニングコストを減らしたいのです。
内部の建具枠を取付け、石膏ボードを貼っていきます。段々と部屋の様子が分かるようになってきました。床にもフロアーを貼り、大工さんの工事も終わりに近づいてきました。
建物内部を仕上げていきます。ビニールクロスを貼ったり珪藻土を塗ったりします。タグホームはシックハウス対策もバッチリですので、有害な製品は一切使っておりません。完成後も嫌な臭いはありませんよ。
玄関のポーチの部分にタイルを貼って仕上げています。このほかにも、基礎の塗装や、建物周りの化粧砂利などを敷いて外部は完成です。
クロス工事が終わると、電気屋さんや、設備屋さんの工事です。照明器具を付けたり、ボイラーを付けたり、暖房器具を設置したりとマイホームが完成します。きれいに掃除をした後は、カーテンや網戸を付けていよいよ全ての工事が完了しました。
工事が完了すると、各装備品の説明や、キッチンなどの使い方、お手入れ方法などの取り扱いの説明をします。お客様の最終点検のあと不具合箇所がなければ、お引渡しになります。一生懸命つくりました。いつまでも永く住んでくださいね。
お引渡し完了後は、お客様との末永いお付き合いの始まりです。定期的にお客様の住宅を点検します。また、永くお住まいいただけるように、メンテナンスの方法やリフォームのご相談にもお伺いします。何かあったときには、気軽に声をかけられる関係でありたいと思っています。